ONE PIECE104巻分のまとめ!~空島編⑥

11月4日に104巻が発売されたONE PIECE。
コミックス派も週刊誌派も、これからの展開に備えて、一緒に振り返ってみませんか?
この記事では、大戦士カルガラについてまとめています。
※アニメ派の方、未読の方はネタバレも含まれますので、ご注意ください。
巻三十一 “ここにいる”
カルガラの大親友
シャンデアに伝わる、ヴァースを取り戻そうとした大戦士カルガラのお話。
彼がヴァースを取り戻したいと戦う理由には、彼の無念が関わっていました。
“モンブラン・ノーランド”
クリケットの子孫である彼が、カルガラの無念に関わっているようです。
彼らの出会いは、まだヴァースが海の上にあった頃のこと。
モンブラン・ノーランドは探検船提督を務め、2年間航海を続けていました。

カルガラがいたジャヤでは、人々が謎の死を迎えていた。
これ以上人々が死なないよう、ムースという少女が生け贄に捧げられることになりました。
そのジャヤに、モンブラン・ノーランド探検船は上陸します。
上陸してすぐに出会ったのは、疫病に侵された少年でした。
少年からジャヤで何が起きているのか聞いたノーランドは、生け贄の祭壇に向かいムースを救い、神殺しを行います。
神の見た目は、空島で会った大蛇に似ているように思います。
神殺しが起きて直ぐ、大戦士カルガラが生け贄の祭壇に駆け付けてきます。
カルガラとノーランドの戦いは互角のよう。
戦いの最中ノーランドは彼らが言う悪霊を治せると訴えます。
ノーランドの訴えを聞いた酋長と呼ばれる村の偉い人は、ノーランドの船員とムースを人質にノーランドに対しやってみろ、と試します。
ノーランドが試練に挑む中カルガラは、ノーランドが上陸して直ぐに出会った少年セトに会います。
セトの病は、あの時ノーランド達によって治療されていました。
「治った」
というセトに、カルガラは驚きます。
セトもカルガラも、ノーランドが持つ技術に不思議さを感じていたのかもしれません。
儀式の日、島に大きな地震が起きます。

ノーランドは薬を作れたものの、土砂崩れに巻き込まれ動けなくなってしまいました。
そこに現れたカルガラと問答します。
カルガラの思いとノーランドの思い、それぞれの信念がぶつかります。
カルガラはノーランドの訴えを聞いて、突如現れた神を殺し、ノーランドに尋ねます。
俺が殺したのは、何か?と。
ノーランドは、ヘビと答えました。
カルガラは改めて、ノーランドに村は救えるのか?と聞きます。
ノーランドは、救えると答え、村に薬が届けられることなりました。
村の人々は、薬が処方され病を克服しました。
カルガラとノーランド
カルガラとノーランドはすっかり仲良くなりました。
神さまの孫の小さなヘビが皆の前に現れた時、2人で豪快に笑い合ったりと打ち解けたようです。
仲良くなった恩人のノーランドを、カルガラは黄金郷に連れていきます。
カルガラたちが守るのは黄金郷そのものではなく、黄金の鐘に刻まれたポーネグリフ。

この黄金の鐘には、言葉があります。
“おれ達はここにいる”
小さなヘビはこの鐘の音が大好きなようです。
しかし漂着から一か月後、カルガラたちの態度が一変します。
早く出ていけ、と言うのです。
その理由は、出向前の夜に判明します。
ノーランドたちが疫病対策の為に倒した林、それはカルガラたちにとってかけがえのない木々でした。
ムースはノーランド達が悪意を持って木を切り倒したのではなく、村人達を思ってのことだと知り、慌てて村へと伝えに行きます。
全てを知ったカルガラは走ります。
村人たちも黄金郷へと向かいます。
ノーランドの探検船が出航してすぐ、カルガラはノーランドの元に辿り着きます。
鐘の音が、ノーランドたちを見送ります。
ノーランドたちが迷子にならないよう……
“鐘を鳴らして 君を待つ!!!!”
第291話 ここにある
再開を約束した2人は、けれど2度と会うことは叶いませんでした。
ジャヤは空の上に、嘘つきとされたノーランドは処刑されました。
ノーランドは最後まで、カルガラたちの身を案じていました。
一方カルガラたちが、空に飛ばされる少し前のこと。
小さなヘビのノラは、すっかり鐘の音がお気に入りのようです。
大きく成長したセトとカルガラは、ノーランドたちを迎える為の鐘を鳴らそうとした直後、ノックアップストリームによって大地は空へ。

空では鐘の音が響き渡り、大地を狙った侵入者が分かれたジャヤを襲います。
最後まで戦い続けたカルガラの願いはただ一つ。
“シャンドラの灯をともせ”
ノーランドに“おれ達はここにいる”と伝えたい、カルガラの叫びでした。
受け継がれた願い
酋長からカルガラの願いを聞いたワイパーは、酋長に言います。
“今鳴らしてもノーランドに届くかな!!!”
第293話 舞曲(ボレロ)
空の村々がエネルの攻撃で落ちていく中、ワイパーは動きません。
じっと、エネルがいる方向を睨め付けます。
ルフィの願い
ルフィもまた、黄金の鐘を鳴らしたいと願っていました。
下にいるモンブラン・クリケットたちに、黄金郷はここにあったんだと伝える為です。
ルフィはツタを伝い、エネルに近い上空まで辿り着きました。
しかし、黄金の鐘はエネルが見つけてしまいます。
ルフィの元に追いついたナミは、ルフィを黄金の鐘に送り届ける為、下にいる仲間たちにメッセージを送ります。

ナミたちがいるツタを、エネルがいる方に切り倒せ!と。
まとめ
大戦士カルガラの過去について、明かされましたね。
筆者にとって、大好きなエピソードの1つです。
そして現在の空島はエネルによる雷の雨で壊滅状態!
ルフィたちの安全も保障されない中、戦いはどんな結末を迎えるのでしょうか?
続きが気になる方はぜひ、原作をチェックです!
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